シングルモルト スコッチウイスキー タリスカー MADE BY THE SEA

タリスカーに合わせたい
チョコレートの候補とその理由

ウイスキーとチョコレートのマリアージュ。組み合わせ方、愉しみ方はいろいろですが、個性あるシングルモルトウイスキー、特にタリスカーは、スパイシーかつスモーキー、そして潮のような香りを合わせ持つ力強さが特徴です。

このタリスカーの味わいを引き立てるには、どんなフレーバーのチョコレートがよいのか。

今回のマリアージュでは、新しい味わいとの出会いを求めて、さまざまなチョコレートを用意しました。

マリアージュで試したチョコレート
1.オランジェット
2.マカロン
3.ガトーショコラ系
4.生チョコ系
5.塩チョコ
6.ナッツ入り
7.高カカオチョコ

マリアージュを行うのは当コラムではおなじみ、MHD モエ ヘネシー ディアジオのシングルモルトアンバサダーであるボブさんことロバート・ストックウェルです。

タリスカーと
好相性なチョコレートはどれ？

マリアージュは、「タリスカー10年」「タリスカーストーム」「タリスカー 57°ノース」「タリスカー ポートリー」「タリスカー18年」の5種をストレートで合わせました。

１.オランジェット
⇒　「タリスカー18年」がベスト

【ボブさんひと口MEMO】
オレンジやレモンピールを砂糖漬けにしたコンフィに、やや苦味のあるチョコレートで包んだフランス発祥のオランジェット。フルーティな味わいの「タリスカー18年」がベストです！タリスカー10年もトップノートの後に立ちのぼる、カキとレモンをかけたような風味が、オレンジ・コンフィの柑橘系の香りと合っています。

2.マカロン
⇒　「タリスカー 57°ノース」がベスト

【ボブさんひと口MEMO】
マカロンは中身のガナッシュだけでなく、卵白とアーモンドを練り込んだ皮も甘いでしょう？こんな甘いお菓子には、パンチの効いた「57°ノース」を合わせると、互いの強い主張が拮抗しあって、意外性のあるマリアージュが楽しめますよ！

3.ガトーショコラ
⇒　「タリスカーストーム」がベスト

【ボブさんひと口MEMO】
しっとりと濃厚なチョコレートケーキや焼き菓子の総称であるガトーショコラ。
「タリスカーストーム」は海の潮っぽさが、ねっとりとしたショコラの風味を引き立たせ、ぴったりです！

4.生チョコレート
⇒　「タリスカー10年」がベスト

【ボブさんひと口MEMO】
チョコレート生地に生クリームなどを練り込み、口どけのよい、柔らかな食感が魅力の生チョコレート。実はオールマイティで、どんなウイスキーにも合わせやすいんです。タリスカー10年をベストとしましたが、基本的にどのタリスカーにも合います。さらに、タリスカースパイシーハイボールとも違和感なくマリアージュが楽しめます。

5.塩チョコレート
⇒　「タリスカー10年」がベスト

【ボブさんひと口MEMO】
チョコレート生地に砂糖だけなく、ほどよく塩を練り込み、甘辛な味わいが日本では人気ですね。今回のマリアージュの中で「タリスカー10年×塩チョコ」がベストオブベストな組み合わせでした。
タリスカー10年の香りと味わいを引き立て、文句なしに美味しい組み合わせですよ！

6.ナッツ入り
⇒　「タリスカーポートリー」がベスト

【ボブさんひと口MEMO】
アーモンド、マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツなど、ナッツはもともとアルコールと相性が良い食べ物なので、10年との相性は良いと思います。タリスカースパイシーハイボールでもイケますね！
ですが、より親密度が高いと感じたのは「タリスカー ポートリー」です。チョコレートのナッツが、ポートワイン樽熟成したフルーティさを引き立ててくれてGood!。互いの持ち味を上手に引き出し合う関係といえるでしょう！

7.高カカオチョコレート
⇒　「タリスカー10年／18年」がベスト

【ボブさんひと口MEMO】
チョコレート本来の味わいを楽しむ高カカオチョコレート。今回はほのかに甘味を感じられるカカオ85％のチョコレートを合わせてみました。
タリスカーとのマリアージュは、「面白い！」と思わずつぶやいてしまうほど好相性！ カカオの苦味が、タリスカーのピート感を強調してくれるのです！
10年のほか、18年とのマリアージュもおすすめです。まろやかな味わいで、大人らしいソフトなピート感が楽しめます。

タリスカーとチョコレート、
試すなら、こんなシーンで

タリスカーとチョコレートのマリアージュ、いかがでしたか？ 今回ご紹介したチョコレート以外にも、さまざまな種類を試してみたくなりませんか？

タリスカーとチョコレートのマリアージュ、贅沢な時間をお愉しみください。