シングルモルト スコッチウイスキー タリスカー MADE BY THE SEA

LIFE WITH TALISKER 人生を豊かに彩るウイスキーコラム

テイスティングノート結果発表

タリスカーを愉しむ

「タリスカー10年テイスティングノートコンテスト」受賞作を発表!

タリスカー10年の味わいや香りを自由に表現していただこうと、3月18日配信のコラム「タリスカー10年 テイスティングノート コンテスト」で投稿作品を募集。予想外の反響、そして多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました! いよいよ注目の受賞作発表です。

最優秀作品、優秀作品発表!

「タリスカー10年テイスティングノートコンテスト」の応募総数82作品の中から、見事に受賞された6作品を一挙公開!タリスカーと同様に個性あふれる作品が集まりました。

最優秀作品

ナンテコッタさん(30代女性)

見上げた空にはそう、曇天。 目を閉じて過去を反芻すれば、いつもそこに在る想い出の海のような香り、
今夜、ふと窓を開けるとそこには潮の風。あなたに抱かれて味わった、あの雨夜の寡黙な激流のような味わい

見事最優秀作の栄冠を手にされたのは、受賞者の中では紅一点のナンテコッタ さんでした。最優秀作品の受賞、心よりおめでとうございます。最優秀作品に対しての審査員コメントです。

島地勝彦さん エッセイスト兼バーマン

「最優秀作のナンテコッタさんのテイスティングノートは、なかなか恋多き女性である。タリスカー10年、記念のタリスカー30年を愛飲しながら、恋せよ乙女。」


最優秀作品には、タリスカー30年が贈られます。

最優秀作賞品 タリスカー30年

優秀作品

BAR JETRAGさん(40代男性)

断崖絶壁からの荒ぶる波、潮吹雪のような香り、
ペッパーしたレアステーキ、ミルクキャラメル、そして静かに塩水に浸したリンゴのような味わい

土屋守さん ウイスキー評論家

「正統派ということでは、BAR JETRAGさん、むねぞうさんの作品が個人的に秀でていると思いました。特にBAR JETRAGさんの「静かに塩水に浸したリンゴ」という表現が光っています。」

むねぞうさん(50代男性)

岩礁を叩きつける波しぶき、吹きなぐる潮風や海岸の焚き火のような香り、
挽きたてのスパイス、キッパーへリング、ドライイチジクのような味わい

ロバート・ストックウェルさん MHDモエ ヘネシー ディアジオ シングルモルト アンバサダー

「タリスカーの風味を分かりやすく表現しているだけではなくスカイ島に行くときの風土がよく伝わって心を奪われました。これを読んだとき「早くまたスカイ島にいきたい!」と思いました。」

てぃもんずさん(40代男性)

牡蠣小屋で朝から晩まで懸命に働く男勝りの母のような香り、
ハマナスが咲き乱れる海辺で食べる初鰹の塩タタキのような味わい

沢樹舞さん ワインスペシャリスト

「まるで映画のワンシーンを思わせるピュアな少年の横顔が目の前に現れました。きっとあなたのお母さまは優しくたくましい素敵な方だったのでしょう。」

マルさん(40代男性)

海風が吹く草原と大地に眠るヒースのような香り、
大麦の魂を凝縮し、海と大地で育んだ雫のような味わい

村澤政樹さん 「ヘルムズデール」オーナーバーテンダー

「スカイ島で生まれたタリスカーの真髄が、文章の言葉からうまく伝わってきます。」

はまながさん(30代男性)

雨上がりに飛び立った雛鳥が目の当たりにした広がる新しい世界のような香り、
先生に初恋をした叶わぬ願いの想い出のような味わい

島地勝彦さん エッセイスト兼バーマン

「はまながさんの「先生に初恋をした叶わぬ願いの想い出」の「先生」とはまさかわたしのことではあるまい。それにしてもその先生は毅然としたところが素晴らしい。まるでタリスカー10年のような人だ。」


優秀作品を受賞されたBAR JETRAGさん、むねぞうさん、てぃもんずさん、マルさん、はまながさん、受賞おめでとうございます!

優秀作品には、タリスカーストームが贈られます。

優秀作賞品 タリスカーストーム


審査員によるコンテスト総評

今回のコンテスト開催にあたり、お手本となるテイスティングノートを書いていただいた、土屋守さん、島地勝彦さん、村澤政樹さん、沢樹舞さん、ロバート・ストックウェルさん、5名の審査員の皆様から総評の言葉が届いています。

世界的に活躍されているウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所の代表土屋守さん

土屋守さん
ウイスキー評論家
ウイスキー文化研究所の代表
受賞された皆様、おめでとうございます。
香りや味わいの表現は具体的な単語を並べたほうがイメージしやすい。しかし官能は人によって様々であり、もっと空想の翼を拡げるものであってよい。そういう意味では、惜しくも選外となったものの、後で紹介されている、shinさんの「出せなかったラブレター」は甘酸っぱい青春の日々を連想させるし、りゅうさんの「潮風に揺れる髪と紫煙の後の唇」という表現は、その場が思い浮かぶようでなかなかエロチックである。どちらも“荒々しさと優しさ、ピーティでスモーキーでありながら、どこか官能的”というタリスカーのある一面を伝えていて、言いえて妙である。

エッセイスト兼バーマンの島地勝彦さん

島地勝彦さん
エッセイスト兼バーマン
「タリスカー10年は、スカイ島の一日の天候をボトルに詰めたような味と香りがする。朝方はかすかに晴れ、昼は雨、そして夜は嵐だ」
このコピーはエッセイスト&バーマンのわたしの”模範演技”みたいなものである。約3年前、わたしは3泊4日で孤高の島スカイ島を訪れている。そのときの体験がコピーに反映したのだろう。
わたしの平日はエッセイと対談を纏めるのに忙殺されているが、土日は伊勢丹新宿店メンズ館8階のシガーバー「サロン・ド・シマジ」のカウンターに立っている。そこでまずタリスカー10年のスパイシーハイボールを飲んでいただいている。その結果、全国のバーのなかでタリスカー10年の売り上げがベスト4に君臨している。これがバーマンとしてのわたしの誇りである。
さて82作品の応募されたコピーを吟味した。なかにはプロはだしのコピーもあったが、今回は”恋情模様”に絞って、わたしが気に入ったコピーを選ばせてもらった。もしかすると、わが愛するタリスカー10年は、一見荒々しくみえるが、”恋の媚薬”なのかもしれない。

「ヘルムズデール」オーナーバーテンダー 村澤政樹さん

村澤政樹さん
「ヘルムズデール」オーナーバーテンダー
皆様のポエムな表現での感想が、すごすぎてびっくりしております。 タリスカーに対するこの思いが、これだけいろいろな角度で感じ取られながら飲まれているこのウイスキーが、本当に素晴らしいと思います。

ファッションモデルとしてご活躍後、ワイン・スペシャリストに転身、食をテーマしたWEBサイト「たべるの」をスタートさせ、 食卓が中心にある21世紀のライフスタイルを発信し続けている、(株)たべるの代表、沢樹舞さん

沢樹舞さん
ワインスペシャリスト
(株)たべるの代表
受賞された皆様、おめでとうございます。
お一人お一人の、それぞれの体験や人生がタリスカーを通して映し出されたような、素敵なテイスティングノートが集まりました。読みながらグラスを交わし語り合っている気分になりました。ありがとうございました。

MHDモエ ヘネシー ディアジオ シングルモルト ブランド アンバサダー

ロバート・ストックウェルさん
MHDモエ ヘネシー ディアジオ
シングルモルト アンバサダー
テイスティングコメントで皆様の普段味わっている風味やタリスカーのイメージと愛情がしっかり伝わりました!色々な斬新的な表現もあって皆様も詩人の心を持っていますね!非常に参考になりました。どうもありがとうございました!

その他のユニークな
応募作品のご紹介

惜しくも受賞とはなりませんでしたが、投稿者様の個性と鋭い感性を感じさせる印象的な作品も寄せられました。せっかくの機会ですのでいくつかをご紹介いたします。

shinさん(30代男性)

口に含むと穏やかな入り江のようだが、飲み込みしばらくすると、喉の奥から湧き上がる嵐の予兆のような香り、
出せなかったラブレターのような味わい

お手火(てび)の季節さん(40代男性)

瀬戸内の初夏を告げる火祭りに掲げる松明のような香り、
微かに残る若衆の熱を乗せた一陣の風のような味わい

たりすかさん(20代男性)

初夏の浜辺のような香り、
ツンデレの彼女のような味わい

山Pさん(20代男性)

雨上がりの海辺のテラスで楽しむキャラメルラテのような香り、
スモーキーさを纏った大人のシナモンロールのような味わい

たくさんの香りと味わいの表現がありましたが、自分の言葉で表現することは楽しいですよね。皆様もウイスキーを飲んだときに是非自分の言葉で表現してみてください。


今後も類似コンテストを
開催予定!

シングルモルト スコッチウイスキー タリスカー10年 ロック

改めて投稿いただいた作品を振り返ってみますと、「孤高のシングルモルト タリスカー」にふさわしい、個性的、詩的、抒情的な表現がたくさん集まりました。

今夜は受賞作品のテイスティングノートを読み比べながら、タリスカー10年をお楽しみ下さい。

今後もテイスティングノートコンテストも実施する予定です。タリスカーからのお知らせをチェックしてみてください。次回をどうぞお楽しみに!

タリスカーとはABOUT US