LIFE WITH TALISKER 人生を豊かに彩るウイスキーコラム
タリスカーと味わう
バレンタインで「シングル」を選ぶと、恋がうまくいくかもしれない理由
今年のバレンタインは「シングル」が注目です。といっても、孤独に過ごそうという意味ではありません。
「シングル」に関係するこだわりのウイスキーとチョコレートが2人の距離を近づけてくれるかもしれない、そんな話題をお届けします。
良いウイスキーには
良いチョコレートを
合わせたい
多くの方には「ウイスキーボンボン」でおなじみかもしれませんが、洋酒の中でも特にウイスキーはチョコレートと相性が良いことでよく知られています。
実際、バレンタインギフトとしては「お酒入りチョコ」は年々人気が高まってきており、ウイスキーをはじめ、ワイン、日本酒などバラエティ豊富。バーで濃厚でほろ苦い口どけの高級チョコレートを好きなウイスキーと合わせて楽しむのも定番です。
とはいえ、定番である反面、プレゼントとしては少し物足りなさも感じます。そこで、特別な日だからこそ試していただきたいのが、大人のこだわりの「シングルモルト×シングルオリジン」のペアリングです。
今回はシングルオリジンの魅力を探るため、東京・渋谷区のBean to Bar チョコレート専門店「ミニマル」さんにお話しをうかがいました。
チョコレートの新ジャンル
シングルオリジンとは
「ワインやコーヒーが素材や産地にこだわるのと同じように、素材としてのカカオの産地を明示して、産地ごとに異なる味わいや個性を楽しむチョコレート、それがシングルオリジンです」と話すのは、ミニマルの田淵康佑さん。
「Bean to Bar」とは、自社工房でカカオ豆から板チョコレートができるまでの全工程を管理・製造するという意味で、カカオ豆の産地やバッチによって豆の個性を見極めたレシピを考え、店内でカカオ豆からチョコレートバーにする全てのプロセスを手作りで行っているこだわりぶり。
「店名の『Minimal (ミニマル)』とは “最小限の” という意味ですが、お店でお出ししているチョコレートの材料は、カカオ豆と砂糖のみ。文字通り素材を最小限にすることで、カカオという多様で豊かな素材の魅力を最大化したいという想いを込めて名付け、2014年12月にオープンしました」
世界中の産地から集めたカカオの香りがいっぱいに広がる店内、壁面に世界地図を表現したタイルには仕入れたカカオの産地のカードが貼られ、ミニマルの世界観が表現されたお洒落な空間が広がります。
カカオ豆の
個性豊かな味わい
ミニマルでは、産地ごとに異なるカカオの味の系統で商品を分けていますが、特に特徴的なのがナッツやアーモンドのような香りがする「ナッティ」、ベリーやワインビネガーの果実感がひろがる「フルーティ」、ミントクリームのハーバルな味わいの「セイバリー」の3種。
「ナッツのような風味が特徴のナッティのラインは男性に、ベリーやシトラスのような風味が特徴のフルーティーのラインは女性に人気があります。ハーブやスパイスのような風味が特徴のセイバリーのラインは香り高さが特徴のラインです」
実際に試食してみると、チョコレートには粒状のカカオのカリカリとした食感が残され、カカオだけでここまで違うのかと思えるほど、個性ある芳醇な香りが口いっぱいにひろがります。
シングルモルト
×
シングルオリジンで
親密な時間を演出
また、それぞれに産地特有の背景やエピソードを持ったウイスキーやチョコレートは、男女の会話を盛り上げるスパイスにもなるとのこと。
今年のバレンタイン、何をあげようか迷っている方は「シングルモルト×シングルオリジン」のちょっと大人なギフトで、より親密な時間を演出してみてはいかがでしょうか。
- Minimal -Bean to Bar Chocolate-
-
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9
電話番号:03-6322-9998
営業時間:11:30~19:00
定休日:月曜(祝日の場合は翌日休み)
URL:mini-mal.tokyo
Facebook:www.facebook.com/minimalchocolate