LIFE WITH TALISKER 人生を豊かに彩るウイスキーコラム
タリスカーを知る
タリスカー蒸留所に今すぐご招待!「KING OF DRINKS」を探してみよう
東京から約9200km。スコッチシングルモルトウイスキー タリスカーを製造するタリスカー蒸留所は、遠く離れたスコットランド・スカイ島にあります。いつか1度は訪れてみたい!と思っていたら、今回はチャンス!蒸留所のバーチャル見学ツアーへとご案内します。
タリスカー蒸留所
バーチャルツアーを
体験しよう!
世界の名ホテルや観光名所が体験できると、近ごろ話題の「グーグル・ストリートビュー」ですが、ウイスキーの蒸留所となると、それほど数は多くないはず。
「タリスカー蒸留所バーチャルツアー」は、グーグルとディアジオ社とのコラボレーションにより実現した当サイト自慢のコンテンツの一つ。
いつものストリート・ビューの操作で、蒸留所内を自由に動き回れて、現地に行かずとも見学気分が味わえます。みなさんはもう体験されましたか?
アドベンチャー気分で
蒸留所内を見学してみよう!
ババーチャルツアーは、蒸留施設内の「蒸留器(ポットスチル)」前がスタート地点。敷地内では、「蒸留施設」と「ビジターセンター」の建物内を自由に移動できます。
階段を上って移動したり、狭い通路を通って建物の外に出たりできるので、見学というよりRPGゲームのような、ちょっとしたアドベンチャー気分が味わえます。
今も現役の年代物の蒸留設備はもちろん、ファンにはたまらないタリスカーの歴史やビンテージボトルの展示も見られます!
「KING OF DRINKS」を
探してみよう!
「宝島」や「ジキル博士とハイド氏」など著書があるイギリスの作家、スチーブンソンはタリスカーを最高の一杯と評し、「KING OF DRINKS(酒の王者)」と絶賛しました。
さて、ここで問題です。この「KING OF DRINKS」という言葉は、タリスカーの誇りであり、スチーブンソンの写真が飾られた記念コーナーが、蒸留所内にあります。どこにあるか探してみてください。ヒントはビジターセンターの中にあります。
タリスカー蒸留所で
見逃せない、5つのポイント
ここで、タリスカー蒸留所バーチャルツアーの見どころをご紹介します。蒸留工程で実際に使用している設備のレアな知識や情報もお見逃しなく!
01.蒸留器の精留器パイプ
タリスカーの黒胡椒の風味の秘密は、矢印の先にある「精留器(ピューリファイヤー)」があるからといわれています!精留器は蒸留器からライパイプに送り込まれる蒸気を冷やすことで蒸留液の風味に影響を与え、採用している蒸溜所は依然として少数派です。
02.検度器(スピリッツ セーフ)
蒸留器の真後ろにあり、蒸留工程でスピリッツカットを行う設備です。スピリッツカットとは、蒸留液の中でウイスキーとして使用する部分を決める最も重要な作業で、熟練した職人が行います。
03.古い設計図
スピリッツ セーフの入口付近の壁に飾られています。昔はポットスチルの上部と冷却装置を結ぶライパイプと呼ばれるパイプに冷却装置の取り付けが計画されていたとか。採用されていたら、タリスカーの味は今と全然違うものになった可能性も!
04.マッシュタンルーム
大麦麦芽にお湯を混ぜ、糖化させ、麦汁をとる工程です。非常にデリケートな温度管理が必要で、職人がここで失敗をすれば後の工程にも響きます。
05.テイスティングルーム
ツアー終了後は、こちらのテイスティングルームで一杯! 蒸留所で飲むタリスカーは格別の味わいです。
「KING OF DRINKS」の
正解は…?
スチーブンソンの写真とともに掲げられた「KING OF DRINKS」のボードは、見つかりましたでしょうか。正解のコーナーは、ビジターセンターの奥の部屋の中央でした。
今回は、バーチャルで楽しむ蒸留所でしたが、これを見てさらに興味がわいた方は、ぜひスコットランドのタリスカー蒸留所へお越しください! 生涯忘れられない思い出の旅になりますよ!